成形加工機洗浄用プラスチック(樹脂用パージ剤)
- ダイセルポリマー
セルパージ

どうして効くの? [セルパージの特性]

[セルパージの特性] から見る効果

界面張力で
前材をスムーズに排出

セルパージはぬれ性を制御

効率的にパージするためには、前材より粘度の高い樹脂を使用するのが有効と言われていますが、
それは、流れの中央付近の樹脂に対しての話です。

成形加工機のシリンダーやスクリュー内壁は、
粘性以外に、界面張力も活用するとより効果的です。

例えば、フッ素樹脂加工処理をしたフライパンの上に水や油があると弾いて玉のようになり、食材の焦げ付きを防止できますが、これと同じ理屈を利用します。

セルパージには界面活性剤が含まれており、前材・後材とシリンダー/スクリュー金属表面の2者間の界面張力を制御し、接触角θを大きくした状態に変化させることで、前材をスムーズに排出します。

界面張力でスムーズに排出

TEL 06-7639-7401

なじみが良く
自己排出も抜群

コロコロ転がり
スクリュー全体に行き渡る

置き換え前の樹脂をシリンダー内からきれいに流し出すには、パージ剤がスクリューとシリンダー全体に行き渡る必要があります。

セルパージは、独自のレオロジー制御技術により、コロコロとスクリュー表面を転がるように設計されていますので、スクリュー全体に行き渡ります。

コロコロ転がり全体に

シリンダー/スクリューを滑る

樹脂を残留させにくくするためには、なじみの良さに加え、相容性が重要です。

セルパージに含まれる界面活性剤は、前材を排出する際には接触角θを大きくして排出されやすくしましたが、後材へ置換するときには、セルパージ自身を排出されやすくする役割を果たします。

つまり、界面活性剤がセルパージとシリンダー/スクリューの金属表面の間(界面)に存在するため、セルパージは、シリンダー/スクリュー表面を滑るのです。
普通の樹脂を用いても、金属壁近辺にある樹脂は簡単には排出されません。

シリンダー/スクリューを滑る

ホットランナーも洗浄

デッドスペースに残る樹脂も除去し
残留もさせない

ホットランナーには、構造上どうしても樹脂が滞留しやすいデッドスペースが存在します。

セルパージは、粘性で取るタイプのパージ剤ではなく、界面張力を制御するタイプのパージ剤のため、わずかなデッドスペースはもちろん、ゲート周りに残って取れなかった前材の色が、少ないショット数で取ることができます。

ホットランナーも洗浄

ホットランナー対応グレードをお選びください。

セルパージ ホットランナー用(音声有り)

より詳しく知りたい方のために

参考資料

『適用可能範囲を広げる成形加工機洗浄用プラスチック』 

通常の樹脂の色替え工程に対する樹脂の粘度と極性の影響
成形加工(プラスチック成形加工学会誌)
/ プラスチック成形加工学会 発行

技術報告『界面活性剤添加樹脂によるホットランナー金型の色替え』

ホットランナーの洗浄に関する考え方を簡単にまとめています。

技術報告『成形機の色替え行程に対する樹脂の粘度と極性の影響』

PPとAS樹脂相互のパージの実験結果を示し、ぬれの考え方で解釈しました。

技術報告『成形加工時の材料置換の挙動に関する一考察』

通常の樹脂の色替えについて、ぬれの考え方で解釈しました。

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